
お知らせ
歯周病治療へのアプローチ
2025.06.01
歯周病治療は、保険治療にて通常行われていますが、症状が進行してくると歯のグラつきや
噛みにくいなどの症状がでてお困りになられると思います。そこで、保険での範囲でより効率的に
治せないか探したいと考える方もお見えになると思います。そこで最新の治療として
歯周再生医療法のリグロスが保険治療としてありますが適応が垂直的骨欠損に限られる為、
当院では、事前にCTを撮影してDICOMデータを出し0.16ミリピッチのスライス画像にて
シュミレーションして意図的にリグロスの停滞性を良くする方法です。
オペ時には当然、不良な肉芽組織や根面の歯石・病的セメント質を除去してデブライドメントも
行いますので、歯周病の根本原因対策として有効です。私は過去に炭酸ガスレーザーを使用した蒸散に
よる歯石除去をしていましたが、あまり効率的ではなかったため、中止しました。
リグロスセミナーで活躍されいる先生方に見習いマイクロスケーラーによるデブライドメントが
一番効率的と思います。費用は保険治療ですので1歯あたり3割負担で1万円くらいです。
